武道とアフターファイブの趣味の違い?
空手に興味を持って入門される方や現在武道を習っている方全てに伝えておきたい事を少し。
私が空手を習い始めたのは19歳だったのですがもっと前から極真空手道場があったなら勿論直ぐに入門していたと思うのですが今のようにネットで情報が何時でも手のひらで得れる時代ではないので知ったのも少し後でした。
高校生ぐらいの時には富山市に在る武道館でやっていたらしいのでその数年は損をしたと思います。
昔は若者世代も多く毎日沢山の入門希望者が入門し、キツい稽古をするといつの間にか辞めて居なくなる事が日常で黒帯に成るには200人に1人と言われていましたが今、その様な稽古を耐えるまたは扱いをすると生徒が誰も居なくなってしまいます。
今の当道場はどうしているのか?他所は知りませんがうちでは最初にどの様になりたいかをしっかり聞いています。色々な話しが出てきますがここは武道を習得する所ですので少し頑張って欲しい場所なので最低、暑いからとか寒いからなどで休む事や忙しいとかなど理由は沢山あると思いますが簡単に稽古を休むタイプはスポーツジムに行って好きな時に好きな時間だけやったら良いのではと思います。それでは空手は敷居が高いのでは?と思われますが強くなるとか上手くなるとそう言うものです。気楽にヨガをやったり水泳をしたりと気分転換でやるスポーツと少し段階が違います。何でも上達するのには努力と工夫がついてまわります。
極真時代、当時はパワー空手が全盛期で筋トレが必須でした。現在は空手では筋トレがもはや常識ですが今と筋肉の使い方が違っています。そのなごりで50代で再び筋トレを再開していますが若い時代と違い工夫しないと全然筋肉が付いてくれません。そこが実はどうしたら?と研究するのが楽しいのです。
何でも良いのですが私の道場で1番大切にしていることがあります。それは人に与える事です。弱くて欠点があっても良いです何か与えれる武道人に育てたいといつも思っています。何か影響や動機付けを与えれる人を創り出す道場をやって行きたいその様にと考えています。
稽古風景