9月最後の稽古 — 富山の武道場で昇段審査を控えた二人の挑戦



富山の武道場「蹴拳塾川端道場」では、9月最後の稽古を行いました。

この日は、今年 昇段審査 に挑戦する二人が中心となって、準備体操から基本稽古までを仕切りました。

これまで「習う立場」だった二人が、「教える側」として指導することで、普段とは違った気づきを得られます。

例えば準備体操ひとつでも、実際にやってみると「順番がわからなくなる」ことがあります。

頭にインプットしたことを、自分の言葉と動きでアウトプットすることで、初めて流れを理解し、正しい手順に慣れることができます。

型の稽古でも同じです。

「教えること」が「学びの深化」につながる——これは空手の稽古において非常に大切なポイントです。

ようやく酷暑も落ち着き、武道に取り組みやすい季節になってきました。

ここから本格的に、 昇段審査に向けた稽古 を積み重ねていきます。

道場生の成長を間近で感じられることは、指導者として大きな喜びです。