昇段審査に向けて ― 黒帯への挑戦

今年の秋、10月から11月にかけて当道場では昇段審査を予定しています。

今回対象となるのは2名。これまで「習う立場」から一歩進み、指導する立場へと成長してもらうため、様々な課題を与えてきました。

指導力の養成

黒帯を目指す上で重要なのは、ただ技を覚えるだけではありません。

次の段階では「人に教える力」、すなわち指導力が求められます。

これまで受け身で稽古してきたときは、機械的に動いていれば済んでいたかもしれません。

しかしいざ「教える側」に立つと、「次はなんだったっけ?」と戸惑う場面も出てきます。

その体験こそが意識を変え、行動を変える大切な一歩です。

暑さに負けない努力

今年は例年以上に暑い日が続いています。

しかし稽古に与えられた時間は限られています。

その中で黒帯を目指すには、もうひと頑張りが欠かせません。

汗を流しながら、自分の限界を越えて挑戦する。

その積み重ねが昇段審査に必ずつながります。

達成への道

黒帯とは単なる資格ではなく、努力の証であり、責任の象徴です。

これからの稽古を通じて、2人が自信を持って昇段審査に臨み、立派に黒帯を締められるよう全力でサポートしていきます。