昇段審査を行います

一年ほど前に2人昇段しましたが今年も2人予定しています。

そのうちの1人は約10年越しでやっとこの昇段審査を受ける事を許可しました。しかし受験したからと言って必ずしも黒帯になれるとは限りません。今回の審査は出席率100%、型の審査、10人組手など一定の条件を満たせば合格させます。あと1人は実力はありますが仕事の都合で出席率が低いので今回は流れるかもしれませんので万が満ちた時点での実行になると思います。

フルコンの元祖極真空手では早い人で2年程で昇段します。伝統の10人組手は当初からあってペースが分からない未知の領域で全力でやってしまうと途中からスタミナが続かなくフラフラになりますが殆ど合格します。なぜなら試合などの実績や指導者としての資質など茶帯になった時点で役割を与えられてそろそろ昇段を受ける様に促されます。そう言った事がない人でも長く真面目に稽古に通う事もそう言った事に相応する人も黒帯を取得するチャンスを与えて行かないといけません。

極真空手は厳しいので入門しても直ぐに辞めてしまう人が多く昇段審査まで辿り着かないのが現状ですが空手ブームもあって毎週沢山の入門希望者が訪れていましたので別に辞めたければどうぞと言う姿勢でした。しかし現在はそうは行かないと思います。辞めたら次が入って来ませんので大切に育てないと行けなくなります。芦原会館では黒帯に成るまでガチな組手を行わないと何かの記事で知りましたが新人で入っていきなり先輩から蹴られ殴られたら恐怖で辞めたくなるのは当然だと思います。

話を少し戻しますが10人組手もその受験する人に合わせる事も必要で手加減するのでは無く本人が実力を出し切る事が重要でその内容を観る事で判断したいと思っています。